どうしても怒ってしまう理由
どうしても怒ってしまう理由は、
「解釈が怒りを生むものになっているから」という場合があります。
例えば私の場合、母親に理屈の話が通じなくて、非常に怒りを感じることがあります。この時の私の解釈は、「母親の頭がおかしい」というものでした。
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解釈「母親の頭がおかしい」 → 感情「怒り・苦しみ」
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そうすると、「母親の頭がおかしいから、まともな話ができない」「おかしな母親に育てられたから自分はこんなに苦しんでいるのだ」となってしまいます。
そこで、「自分はどのような解釈をしているのか?」「その解釈によって何が発生しているか?」と問うてみます。
すると、「母親の頭がおかしい」という解釈をすることで、「怒り・苦しみが発生している」とわかります。
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解釈「母親の頭がおかしい」 → 感情「怒り・苦しみ」
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「怒り・苦しみを除去するにはどうすればいいか?」と問うと、解釈を変える必要があるとわかるので、別の解釈の可能性について考えてみます。
すると、
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解釈「私は理屈で話しているのに対して、母親は感情で話している」
→ 思考「感情的な面で相手を安心させてあげる必要があるかもしれない」
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となり、怒りや苦しみの感情ではない解決策に関する思考が生まれたことがわかります。
このように、どうしても怒ってしまうという場合、怒りを生み出す解釈を自分で選んでしまっている場合があるので、
自分の解釈を自覚し、選択し、コントロールすることで、自分の行動や感情をコントロールしてみてはいかがでしょうか?
自分の解釈が事実に即していればいるほど、的確な解決策を生み出せるので、常に事実を観察するように気を付けたいところですね。
原理をまとめると以下です。
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★解釈 → 思考・感情・態度・行動
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解釈が歪んでいたり、不適切なものになっていればいるほど、その後の思考・感情・行動も不適切なものになってしまうので注意が必要です。
みなさんが幸せでいられますように。