原則を破っていないか見直す方法
原則を破ると苦しみます。
そのため、「自分はどのような原則を破っているか」と問うといいです。
原則を破ったことが原因となり、結果として苦しみが生まれてしまうので、原則を守ると苦しみは消えます。
ちなみに、自分の場合は、信頼という原則を破っていました。
以前の私は、価値観(優先順位)が、
1:健康 2:スキル 3:資産
となっていました。
しかし、これだと関わる人とのトラブルが絶えなかったのです。
そのため、現在はこの価値観を修正し、原則に沿うように心がけました。
1:健康 2:信頼(人間関係)3:スキル 4:資産 5:遊び
ちなみに信頼を得るためには、
①相手の話を聴いて相手のニーズを理解し、自分のニーズを伝え、お互いのニーズが満たされることを願った言動をとること
②お互いのニーズが満たされ、お互いが良くなれないならば、その関係をもたないようにすること
③自分の人格を原則に沿ったものにすること
<人格の原則>
●誠実:間違いを認め修正する、決めたことをやり通す、嘘や詐術を使わない
●尊重:相手を尊重する
●忍耐/自制:原則を意識し、原則に反する言動を慎む
●可能性:可能性を想像して複数の選択肢を検討する
●勇気:自分で考え、自分で決めて、勇気をもって行動する
以上の3つを心がけるといいです。
倫理って大切なの?
7つの習慣という本を読むと、とても素晴らしいことが書いています。
カンタンに言うと、目的と手段を明確にして行動し、WinWinを考えて、相手を理解するようにして、相乗効果を発揮しましょう、という内容です。
人格を良くすること、誠実・正直などが大切だと説かれていて、私も参考にさせてもらっています。
ただ、少し違和感を感じるのは、自分がこのようにしても、相手がそうするとは限らないということです。
現実の世界では、こちらは正直にしていても、相手は平気でうそをついてきたりします。相手を理解しようとしても、相手はこちらを理解しようとしないこともあります。自分のミスを立場を利用して押し付けてくる人もいます。
そのため、上記のことは大切にしながらも、もっと大切にすべき本質があるとするならば、それは「力」ではないかと思うのです。
「力」があれば、不誠実でも嘘をがばれても、相手をねじ伏せることができます。そのため、誠実・正直・真面目などの倫理観を守っている、いわゆる良い人は、「力」に敗北することになりえるのです。
そのため、最も大切な本質は「力」であり、「力」を得ることに全力を注ぐというのが人生で大事な焦点になるのではないかと思う次第です。
倫理は建前として使われている側面が強く、社会の本音は金・権力・快楽などの「力」であるように見える、というのが現在の私の見解です。
良い悪いは別として、「誠実・正直」よりも「隠ぺい力・バレない嘘をつく力」の方が優位であるように見えます。
日々の生活で大切なこと
日々の生活には、嫌だと感じることと、好ましいと感じることが混在しています。
そのような日々や人間関係の中で大切なことは、
「問題をスルーして、良い点に感謝すること」だと思うのです。
私は今まで、うまくこれができなかったのですが、問題や嫌なことをスルーできないと、とても嫌な気分になったり、怒りが湧いたり苦しんだりしてしまいます。場合によっては翌日以降に持ち越してしまうので、精神衛生上よろしくないです。
そのため、極力嫌なことや問題はスルーして、現状のいい部分や相手の良い部分に感謝するようにするといいです。マイナスの側面に反応してしまうと苦しくなるので注意が必要ですね。
そのため、できるだけ現象を言葉でラベリングすることで、反応をしなくても済むようにしておくと日々余計なストレスを少なくすることができるのでおススメです。
例えば、コーヒーを資料にこぼした時、「こぼした」「コップを立てた」「拭いた」「捨てた」「資料を作り直した」とラベリングすればストレスはほぼないです。
しかし、ラベリングしなければイライラしてストレスをためることにもなりかねません。
上記のようにすると、反応を最小限に抑えられるので、ストレスがたまりにくくなるので、試してみるといいかもしれませんね。
母親との金銭問題に関する結末と今後
私は母親とお金のことで考えが一致せず戦ってきたのですが、今日話を聞いたところどいういうことだったのかわかりました。
母親は、とりあえず、1万円くらい入れてほしいということでしたが、私は、自分のことは自分でやるし、自分にかかっているお金は自分で払いたいということだったのです。
私は、お金を払うには根拠が必要(相場がある)と考えていたので、「食費・公共料金がどれくらいかかっているのかがだいたいわかれば、ちゃんと払いますよ」と伝えていたのですが、母親はそこまではしたくなかったようです。
ただ、母親の考えでは、結局、家計全体の赤字は食い止められなかったので、結局、過保護の弊害は食い止められない結末でした。
自分としてはため息が出るのですが、これからは親を責めるのではなく、自分の問題点に向き合い、自分にできることに日々取り組んでいこうと思います。
また、まずは相手の話を聞いて理解する習慣をつけようと思います。
自分の主張や信条よりも、相手のニーズ・立場・気持ちを理解することを優先することで、他人とのトラブルを避けていきたいところです。
ちなみに私は忍耐力と自制心がある方で、理屈でお金を管理しているので資産は増えています。
人生を変えるたった一つの方法
人生を変えるたった一つの方法は、目標と計画を立てて行動することです。
人生が変わるのは、自分が立てた目標に向けて行動するからであり、行動せずに本を読んだり、人の話を聞いたり、人に話を聞いてもらっているだけでは何も変わることはありません。
目標・計画を立てる時のコツは、「何を、なぜ、どのように」を明確にすることです。
一枚の紙に、
①目標(何をするか、どのような結果を出すのか:具体的で、期限付きで、現実的で、同意できて、計測できる目標にする)
②理由(なぜするのか:最低3つ)
③計画(どのようにするのか:期限付きで具体的にやるべき必須の活動)
を書き出して、一つずつやっていきます。
計画としてのやるべきことリストはどうすれば作れるかというと、
やり方をまとめてあるノウハウ本を読んで書き出すといいです。
これを一つずつ着実に実行して、目標が達成できるまで行動し続けます。
どうしても達成できない場合、すでに達成した人に指導してもらう必要があることもあります。
皆さまが幸せでありますように。
被害者意識をやめる方法
被害者意識をやめるには、「自分は何を与えているか」に焦点を当てるといいです。
言い換えると、
相手が何を言ってきたか、相手が何をしてきたかという「相手の言動」に焦点を当てるのをやめて、自分は何を与えているか?自分が価値あるものを周りの人たちに与えることができているか?という「自分の言動」に焦点を当てるということです。
こうすれば、「相手が自分をけなしてきた」とか、「相手が●●をしてくれなくて不満」という被害者や不満の状態にならずに、
「自分は今このような価値を提供している」とか、「自分はこのような人たちに喜んでもらっている」という与えることに満足する状態になれます。
とにかく、相手の言動ではなく、自分の言動に焦点を当てて、目標に向けて日々行動すると、充実した日々を送ることができるので、試してみてはいかがでしょうか?
皆さんが幸せであることを願っています。
どうしても怒ってしまう理由
どうしても怒ってしまう理由は、
「解釈が怒りを生むものになっているから」という場合があります。
例えば私の場合、母親に理屈の話が通じなくて、非常に怒りを感じることがあります。この時の私の解釈は、「母親の頭がおかしい」というものでした。
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解釈「母親の頭がおかしい」 → 感情「怒り・苦しみ」
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そうすると、「母親の頭がおかしいから、まともな話ができない」「おかしな母親に育てられたから自分はこんなに苦しんでいるのだ」となってしまいます。
そこで、「自分はどのような解釈をしているのか?」「その解釈によって何が発生しているか?」と問うてみます。
すると、「母親の頭がおかしい」という解釈をすることで、「怒り・苦しみが発生している」とわかります。
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解釈「母親の頭がおかしい」 → 感情「怒り・苦しみ」
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「怒り・苦しみを除去するにはどうすればいいか?」と問うと、解釈を変える必要があるとわかるので、別の解釈の可能性について考えてみます。
すると、
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解釈「私は理屈で話しているのに対して、母親は感情で話している」
→ 思考「感情的な面で相手を安心させてあげる必要があるかもしれない」
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となり、怒りや苦しみの感情ではない解決策に関する思考が生まれたことがわかります。
このように、どうしても怒ってしまうという場合、怒りを生み出す解釈を自分で選んでしまっている場合があるので、
自分の解釈を自覚し、選択し、コントロールすることで、自分の行動や感情をコントロールしてみてはいかがでしょうか?
自分の解釈が事実に即していればいるほど、的確な解決策を生み出せるので、常に事実を観察するように気を付けたいところですね。
原理をまとめると以下です。
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★解釈 → 思考・感情・態度・行動
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解釈が歪んでいたり、不適切なものになっていればいるほど、その後の思考・感情・行動も不適切なものになってしまうので注意が必要です。
みなさんが幸せでいられますように。